小どんぶり

作品の魅力

土はあえて粒子を整えすぎないで、自然な質感を活かしています。

緑色の部分は、灰釉が窯の熱で溶けて、発色し、ガラス状になったものです。

茶色い部分は、土の成分と釉薬が焼成によって化学反応を起こし、色が変化したものです。

作為的には生まれない、素材が生み出す景色が楽しめます。

縁はしっかり作られているので、手に持つときに力が入りやすく、とても安定して持てます。

ちょっとお蕎麦が食べたいとき、

ちょっと丼モノが食べたいとき、

遅く帰ってきた日のお茶漬け

などなど、

ちょっとの食事でも、しっかりした一品にしてくれる器です。

大きさ

直径 / 14.2cm （5.5in）

高さ / 7.2cm （2.8in）

作家　

池上　暁生さん